
今年の2月につけ麺専門店としてリニューアルオープンしていた様です。
リニューアル前も行列を作る人気店でしたが、この日も10人位が並んでいました。
つけ麺


魚介風味が強く効いたつけダレです

魚介素材としては、宗田節、厚削り節、鳥取産煮干を使っているそうです。
魚粉もプラスされ、油が多めに浮いており、醤油ダレの印象も強いですね。
麺はツルツルモチモチの自家製麺です。
寝かせないで、その日に作った打ちたての麺を使っているとか?
つけ麺にしては、比較的細めですが、歯応えが良い麺だという印象です。
表面の質感からスープがそれ程馴染まなそうに見えましたが、強い魚介風味と油が麺にまとわりつくので、想像よりも麺にスープが絡んできます。
油そば(小盛)


丼の底にタレがあり、麺や具を混ぜながら食べます。
タレは比較的、しょっぱめで油が多めだったと思います。
写真を見ても分かる通り、味の強いタレが麺にたっぷりと絡みついてきます。
テーブル備え付けの調味料

酢、ゴマ、ハバネロ、胡椒、ラーメンタレが置いてあるので、油そばの味の変化に用いると良いでしょう

タレを少し味見してみましたが、強い醤油味の中でも分かる程の魚介風味が効いていました。
割りスープは日替わりで提供している様です。
この日はかつおとタイでした。

左がカツオ、右がタイ

カツオは想像通りの味でしたが、タイがかなりおいしかったです。
魚介素材に含まれる塩分もあり、そのまま飲んでも魚介スープとして美味しく頂けました

間違ってたら恥ずかしい話ですが、タイの割りスープは恐らく小鯛干しから取った出汁かなと。
以前、自宅で鯛スープを自作した時に試してみたのと良く似た味で、こちらの方が断然濃い出汁が出つつも、生臭さがほとんどありませんでした。やはりプロは違いますね

しかし、それ程強い鯛出汁も、つけ麺のつけダレと合わせると、ほぼ判別出来なくなってしまいます。
レンゲ内で比率を変え、何度か合わせてみましたが、つけダレ1:3鯛出汁、位の比率でないと鯛の主張は埋もれてしまいます。
それだけ繊細な出汁なのかなと感じました。
しかし、割りスープを2種類、しかも日替わりで提供しているというのは素晴らしい事ですね

麺香房 ぶしやの詳細