新潟ラーメンバトル2014
新潟市中央区、上近江の原信近くにある「まっくうしゃ」へと行ってきました。
こちらのお店は、過去にも新潟ラーメンバトルに参加していました。
ばくだん味噌(2012年)
濃厚塩タンメン(2013年)
辛味が強烈なばくだん味噌、マー油の黒とラー油の赤のコントラストが印象的な濃厚塩タンメンなど、印象的なバトルラーメンを提供していました。
今回のバトルラーメンはコチラ
塩あえ麺
チャーシュー、カイワレ、ネギ、マヨネーズなどがのっており、白がメインの色彩にチャーシューが目立っています。
チャーシューはハーブで味付けしてあるらしく、細かな色合いも綺麗ですね
麺をすすってみると、海老の強い風味がとても印象的です
丼の底にある和えダレは、結構多めの量が入っており、印象的な海老の風味を上書く程の、かなり強い貝類メインの魚介の旨味がプラスされています
タレは白濁している様に見えたので後で質問してみたところ、動物系白湯スープも使用しており、そこに魚介の旨味をたっぷりと加え、海老油を浮かしている様です。
という事で、看板メニューの塩ラーメンを原型を止めない程に、大きく変化させたバージョンといっても良いのかなと思います。
麺にはタレ以上にまずは油が絡むので、最初は海老の印象が強く、タレが絡まると魚介の旨味が広がり、更に、トッピングのマヨネーズを混ぜるとジャンクな味わいへ変わるなど、何段階かの味の変化を楽しめます。
一つ注意点としては、マヨネーズは出汁感などを無関係に、全てをマヨネーズ一色に染めてしまうので、序盤にいきなり全部混ぜたりはせず、変化を加えたい時のみ、使う分だけを箸で取り、他の部分に影響を与えない様に食べるのがお勧めです。
または、終盤のあるタイミングでドカっと混ぜて、激変させてみるのも良いかと思います。
シンプルな工夫ながら、とても美味しい仕上がりになっているという印象です
そして、手間と材料費のかかるスープの使用量を抑えた事もあってか、値段は750円とバトル中下から二番目の低価格に抑え、またスープを大幅に減らし魚介の旨味を加えた事で、塩ラーメンとはまた違った魅力を放っています。
あえて欠点を挙げるとすれば、バトルのテーマである「肉」が脇役に感じてしまうという点でしょうか
それも全体のバランスが均整を取れているからであり、味としては申し分無い一杯だと思います
もう一人は塩ラーメンを注文しました。
こちらのお店の塩ラーメンを食べるのはオープン当初以来らしく、感想としては
「以前は動物系スープのインパクトが強烈でガツンとし美味しいとは思ったが、スープがコッテリ濃厚で味が濃過ぎるので、頻繁に食べに来たいとは思わなかった。
それに対し今回の一杯は、一般的にはコッテリに入る部類ではあるが、以前と比べるとだいぶ飲みやすくなり、体調などを気にせず気軽に食べにいけそう」
との事でした。
実際、当初かなり濃厚だったスープは、ライト白湯とまではいかないまでも、だいぶ飲みやすい濃度になったという印象です。
そしてスープが軽くなった事で、上に浮いた香味油の香りと味も楽しめる様になりました
あくまで個人的好みですが、濃厚白湯スープに更に油を浮かせてあるものは得意じゃないもので。。
塩ラーメンの変化が良かったので、今度は醤油ラーメンの方も試してみたいですね
まっくうしゃの塩あえ麺について
まっくうしゃの詳細
2014年10月02日
まっくうしゃ 塩あえ麺(新潟ラーメンバトル2014)
posted by BBSHIN at 23:37| Comment(0)
| 新潟市中央区
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