
良く写真を見てみると、右上に
「喜多方で行列の出来る坂内食堂で三十年修行した味」
と書いてあります。
坂内食堂には、今年の9月に行ったばかりなので、比較も出来てちょうど良いですね。
福島県の坂内食堂の食べ歩き記事
坂内食堂2代目店主の坂内章一氏からの花輪が出ています。

ラーメン


あっさり豚清湯のスープは、しっかりとした旨味が加えられ印象的な飲み心地です

麺はツルモチ系の多加水縮れ中太麺で、コシと弾力感は低めながらも、適度な歯応えがサッパリ系のスープと良く合っています。
トッピングはチャーシュー、メンマ、ネギとシンプルなスタイルです。
チャーシューは味の良く染みた柔らかいタイプです

このチャーシューにはお店も自信があるらしく、「チャーシューメンがお勧め」と書いてありました。
喜多方市の坂内食堂との比較をしてみると、、
まずスープについては、あちらは豚のにおいが強めながらも、出汁感はそこまで強くなく、プラスされた旨味が強烈でした。それに対し、コチラは豚臭さはなく、出汁感は適度にあり、旨味も程よいレベルです。
麺については、喜多方のお店の方が、コシが強かった様に思います。
(3ヶ月前なので記憶も若干曖昧ですが)
この様に細部に違いはありながらも、方向性としてはほぼ一緒で、かなり似た味の一杯であると言えると思います

これを食べた事で
「本場の味を食べた事がある」
といっても、それ程問題は無いレベルのクオリティかと思われます

個人的には、旨味等のインパクトを控えめに、バランス良く仕上げられたコチラの方が好みですね

醤油ラーメン

こちらは「魚系」との事ですが、そこまで魚介系とは思いませんでした。
目立っているのは、むしろ「醤油」です。
そして旨味も強めですが、それが魚介素材由来なのか、調味料によるものなのかは不明です。
あとは、前述のラーメンと比べると、何故かコチラの方が魚というよりも豚感が強い気がするのが不思議です。
醤油ダレに加わった豚のエキスや少量の脂なのかもしれませんが、食べただけでは分かりませんでした。
色々書きましたが、スタイルとしては、シンプルな昔ながらの食べやすいアッサリ醤油ラーメンです

奇をてらう事のないストレートな美味しい一杯でした

サイドメニューのミニソースカツ丼を注文してみました。

カリっと揚がっており、若干酸味のあるソース味が漬けられ、美味しいですね

タレカツ丼文化がある新潟でソースカツ丼というのは、なかなかレアで需要もあるのではないでしょうか?
カツ丼についてきた漬物

坂新の詳細
記事を見て食べに行って頂いたというのは嬉しいですね。どうもありがとうございます。
接客に関しては私が行った時は普通でしたが、状況によるのかもしれませんね。
まだ、オープン間もなく、新潟で採用したアルバイトの方々へも随時教育中でしょうし。
「新店はすぐには判断出来ない」
というのが、食べ歩きで得た教訓です。
アピタの横がラーメン屋になったと聞いてこちらのページへお邪魔しました。
喜多方ラーメンは新潟あまりなかったのでいってみたいと思います!
店内は改装されてましたか?以前は座敷席が多い印象だったのですが…。子供がいるので座敷ならありがたいと思っています。そちらも掲載していただけるとありがたいです。よろしくおねがいします。
コメントありがとうございます!
私は椅子のテーブル席に座り、座敷があるかについては確認してなかったので、お店に問い合わせてみました。
聞いたところによると、座席席は6つあり、4人席が4つ、6人席が2つで、今はオープン間もない事もあり、6人席が2つを開放せずに、4人席のみで対応しているそうです。
徐々に慣れてきたら6人席も開放する予定とのことでした。
もういいです。
確かに味については、方向性は同じものの違う味になってますね。
個人的には素材多め、旨味調味料控えめで、現代風の改良に感じましたが、感じ方は人それぞれですね。