妙高市にある「杉村屋」へと行ってきました。
妙高市温泉食べ歩き巡りに行った際、取材先のホテルのオーナー様から
「新井駅近くにお勧めのお店がある」
という情報をもらい行ってみる事としました。
お店に入ると、店内はかなり古いつくりな事に驚きます。
奥の小上がり席に通してもらいましたが、まるで昭和中期の民家の様な雰囲気を放っていました。
畳が軽く凹む箇所などもあり、かなり味を感じさせてくれます
中華そば(並)
チャーシューメン(並)
あっさりしたスープは、旨味が強く、スッキリとしつつも印象的な飲み応えです
そして、特筆すべきは「麺」です。
色んな太さの麺が丼の中に入り混じっています。
基本的には細麺がメインですが、時に麺4本位の、かなり横に長い平打ち麺的なものも入っています。
軽く切れ目が入っており、恐らくは手切りでの切り損ねかと思われます。
機械打ちで刃の不具合の場合は、各玉ごとに同じ様なランダム感が出ると思いますが、こちらは2杯が全く違う不揃いさを出していたので、聞いてみたところ想像通りに手打ちとの事でした。
しかも、青竹を使用しているとのこと。
まるで佐野ラーメンの様ですが、あそこまでの弾力感はなく、軽く柔らかめで、時折混じる太い麺の強い歯応えがなんともいえず良いですね
綺麗に製麺された麺に慣れているので、こうした麺の不揃い感は、プラス方向のアクセントにしか思えません。
一口ごとに違う太さ、固さ、茹で加減が、最後まで飽きる事なく食べさせてくれます
チャーシューは柔らかく仕上がり、濃い目の味が染みこませてありつつも、肉の旨味も適度に残しています。
このチャーシューは出来が良いので、チャーシューメンがお勧めかなと思います
ラーメンも美味しく、古いつくりの店舗の哀愁漂う雰囲気、お店の人の人情味溢れる接客など、とても良い時間を過ごす事が出来ました。
お勧め情報通り、素晴らしいお店でした
杉村屋の詳細
2016年12月18日
妙高市新井の穴場店「杉村屋」 自家製青竹手打ちで不揃いな太さの麺
posted by BBSHIN at 19:15| Comment(2)
| 妙高市
ホテルのオーナーさんもまた凄いところを教えてくださいましたね。
なかなか強烈な印象を脳裏に焼き付けるお店だと思うのですが…。
夏場はランニング一枚で汗を滴らせながら作ってくれる店主さんもご健在なようで何よりです。
驚いたことに、奥の小上がりって、お客用だったのですね。
あそこで人が食べてることを見たことがなかったので、店主さんの休憩?昼寝?スペースとばかり思っていました…。
お勧めしてもらってよかったです
地元の周辺で働く人にとっては、知名度が高いお店なのかもしれませんね。
奥の小上がりは客用か分かりませんが、ちょうどその時はそこが空いていたもので(^_^;)