昨年末に惜しまれつつも閉店してしまった名店「福楽」を引き継ぐ形で、2017年1月4日オープンの「らぁめん福丸」へと行ってきました。
福楽といえば「メンマらあめん」が人気です。
こちらのお店でもまずはそれを注文してみることに。
あっさり醤油味のスープは、かなり深みのある味わいです。
濃い醤油風味の中に、隠し切れない程に分厚いボディ感の出汁を感じます。
醤油風味が前面に出ており、各種出汁素材の輪郭は分かりにくく、タレをメインに出汁がベースを作るタイプの構成です。
恐らくは、濃い目の動物系をメインに、適度な分量の魚介素材といったところでしょうか。
程良い魚介風味を感じますが、魚介系醤油という程の量ではなさそうです。
麺は多加水の細麺です。
あっさりで濃い醤油スープに良く合いますね
そして、人気のメンマ
極太タイプのメンマは、味が良く染み込み、柔らかい仕上がりです。
スープや油が絡むと、これまた美味しいですね。
スタイルとしては、昔ながらの醤油ラーメンなのですが、スープへの素材の詰め込み方など、今風のラーメンにも通じるものがありました。
とても美味しかったです
もう一杯は、普通のらあめんです。
背脂の追加が可能との事で、背脂入りをお願いしてみました。
ふんわり食感で細かくしたチャッチャ的な背脂がかかっています。
メンマラーメンとこちらの一杯は、背脂とメンマの差だけかと思い食べていたのですが、味が結構違います。
違いは「魚介風味」です。
こういう差はなかなか出ないものですが、不思議に思い何度か食べ比べていました。
ハッキリとした答えは出なかったのですが、想像するに、恐らくは油の量の違いかなと・・
油といっても、上にのった脂身ではなく、液状の油の方です。
動物系の油だと思うのですが、その油に魚介出汁が入っている様に感じます。
魚介素材と動物系素材を一つの寸胴で煮込むと、浮かび上がる油に魚介風味が加わり、スープ以上に魚介風味を感じさせる要因となる事が多々あります。
その油が多くなると、魚介風味も増すのではないかなと思いました。
(作り方を見た訳ではないので、的外れな可能性も大ですが)
ちなみに、背脂入りは、醤油と脂身の相性も良く、麺にも適度に絡むので、美味しかったですね。
醤油風味をストレートに楽しみたいなら背脂無し、スープの風味にプラスし濃厚なコクを味わいたいなら背脂有りといったところでしょうか。
2杯とも、とても美味しかったです
餃子(450円)
らぁめん福丸の詳細
2017年01月05日
惜しまれつつも閉店した名店「福楽」の味を引き継ぐ「らぁめん福丸」
posted by BBSHIN at 02:08| Comment(2)
| 三条市
行っただけだけれど・・・跡地にですか・・
次回の新潟入りに狙うぞ!
お久しぶりです。
引き継ぐ形で、建物だけでなく電話番号もそのまま使っている様でした。
次回新潟にきた際にはぜひ!