場所は分かりにくいところにあり、駅近くの道路から細い道へ入ります。


お店はこちら
麺壱 吉兆

店内はカウンター席のみで作っているところが良く見えます。
メインメニューの中華そばは、動物系と思われる寸胴のスープと醤油ダレを合わせていました。
支那そばは、手鍋で温めた魚介出汁と思われるスープを丼に入れ、寸胴のスープと丼で合わせるWスープに見えました。
中華そばが緑色の丼が使われているのに対し、支那そばは赤い丼が使われ、提供時に区別出来る様になっていました。
麺は麺茹で用の釜ではなく、寸胴でお湯を沸かし泳がせて茹でた後に平ざるですくうスタイルでした。
注文したのはこちら
中華そば

スープ

あっさり醤油味のスープです。
サッパリとした飲み口の清湯ですが、しっかりとしたコクがあります。
脂も恐らくは寸胴からあがる動物系脂かと思われます。
その動物系のコクに醤油ダレが若干隠れ気味となっていました。
個人的には醤油ダレは1.2倍位の量でも良いかなと思いましたが、あえてこのバランスとしているのでしょう。
出汁感が勝ち気味なスープが程よく麺に絡みます。

青竹打ちという麺は、加水率が高く、もっちりとした弾力感と柔らかさのバランスが絶妙でした。
全体のバランスを保ちながら、麺の存在感が際立っていました。
チャーシューは、弾力感があり、食感が良かったです。
また、食紅で色付けし、表面を焼いた様な香ばしさも特徴的でした。
カウンター常備の調味料

麺壱 吉兆の詳細