新潟ラーメン食べ歩き日記

仕事を終えた私は職場を後にし、東北電力ビッグスワンスタジアムへと向かった。

アルビレックス新潟対ＦＣ東京の試合を観る為に




試合は矢野貴章、本間勲のゴールで２−１で新潟の勝利となった




普段であれば、スタジアムで食事をし、腹を満たしてからの試合観戦となるところだが、この日は違った。


売店で買ったパンを一つで食べたのみである。


パン一つで満足してしまったからであろうか？



否



すべてはこの為に・・・・





「昔食堂なおじ」



背と腹がくっつきそうな状態の私は、悩む事も無くこれを選んだ。






「なおじろうヤサイ」



かつてこれ程までに試合後の空腹状態に適した食べ物があったであろうか？？

いや、

あるまい。



凄まじいまでに盛られた野菜に私はややたじろいだが、これをもってしても私のカメラを縦にするまでには至らなかった。

過去に私のカメラを縦にした漢はただひとり


そう

飛雄馬である。



すると隣のテーブルの方々がたのんだであろう「なおじろうスペシャル」が運ばれてきた。


写真を撮る事はかなわなかったが、あまりのボリューム感と高さに私は愕然とし、恐れおののいた。


もし私がたのんでいたのがそれであったなら、さすがの私もカメラを縦にせざるを得なかったであろう。


そして私はなおじろうヤサイを食べはじめた。


いくら食べ進んでも次から次へと現れる野菜。

そして、また野菜。


しばらく食べ進むとついに麺が顔を見せた。




背脂とニンニクがたっぷりと入ったスープに負けない極太麺は、野菜を食べ進む数分の間スープに漬かりっ放しだというのに、ほとんど伸びていない。

あまりの野菜の量に食べるのに時間がかかってしまう事すら計算されつくした一杯とも言える。



こちらは友人が食べた「えびつけめん（大盛）」




食べた瞬間、口の中に広がる海老の香り。


「えびつけめん」


その名に負けない１杯だ。




そして我々は少しのスープを残し完食した。







気付くといつもとは違った語り口調となっていたが、次回からは元に戻るだろう。




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