埼玉県にある話題の人気店「四つ葉」へと行ってきました。

外には待っている人用のカーポート(屋根)と椅子があります。
メニューも置いてあるので、待っている間に注文を考えているとお店の人がオーダーを取りに来ました。
お店は「宝船」というお寿司店と併設されています。

店内は繋がっており、左の寿司店の方もラーメン店の客席として使ったいるらしく、私は寿司店の座敷の方に通されました。
厨房にはいかにも「職人」といったオーラを放つ方が魚の骨抜きをしていました。
ラーメン店ではなかなかお目にかかれない光景に驚き、撮影許可を願い出ると快くオッケーしてくれました。

職人オーラ満点の風貌からは予想外に、物腰柔らかく穏やかそうな雰囲気の方でした。
四つ葉ラーメン


あっさりですが深い味わいのスープですね。
鶏出汁らしく、浮いているのも鶏油かなと思います。
醤油は角の無い味わいで、鶏の風味を損なわず、合わさる事で絶妙なバランスとなっています

麺は軽くパツンとした中細麺で、スープともベストマッチ

レアなチャーシューの下には鶏チャーシューが隠れていました。
恐らくレアチャーシューにスープの熱を伝えない様に土台がわりとしているのでしょう。
スープに少し漬けるだけでも食感が一気に変わってしまう位のレアチャーシューでした。
豚、鶏チャーシューは両方とも美味しかったですね。
三つ葉がのっていますが、強いアクセントを放つ三つ葉が自然と溶け込んでいました。
「三つ葉が入る事で繊細なスープが台無し」なんてケースも見かけますが、こちらのお店はスープの味が深いという事なのでしょうね。
素晴らしい一杯でした

蛤そば

最初の一口目のイメージは四つ葉そばと近いものがありましたが、恐らくは油やタレの印象だと思います。
やはり生醤油ダレは味に深みがありますね。
味の深さはありつつも、角が無く丸みを帯びているので、蛤の強い出しをしっかりと受け止め、そして出汁感を損ねる事がありません。
ハマグリスープというと出汁が分かりやすい塩味のケースが多いですが、こういった出汁の活かし方もあるのだなと驚きました。
トッピングとしては、チャーシューの他に、出汁を取るのに使用したと思われるハマグリがのっていました。
四つ葉そばに引き続き、こちらもハイレベルな一杯でした

日替わりで「にぎり」を提供しているらしく、この日はしめさばでした。
しめさば(300円)

こちらも丁寧な仕事が光る一品でした。
寿司店でラーメンを食べた事はありましたが、ラーメン店で寿司を食べたのは初めてな気がします。
他にも、「まぜそば」や「つけそば」、そして、マグロ丼や蛤丼などもあったりと、色々と楽しめそうなお店です。
車で長時間走り並んでまで食べましたが、その価値のあるお店だなと思いました。
四つ葉の詳細
posted by BBSHIN at 20:32|
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